ソフトな語り口でニュース解説を行い、数年前から人気の池上彰氏。最近では、池上氏のコラムが朝日新聞から掲載拒否されたことで、朝日新聞の悪しき体質(自社と違う意見は載せない!)を曝け出させた。(まあ、朝日新聞が自社と違う意見を載せないなんて、以前から常識であったけど)

そんな池上彰氏が「週刊文春」に自ら書いているコラムで、非常に気になることを書いていた。主な話題は別の件なのだが、最後の方で「目を疑うような」という表現とともに、「悲しい気持ち」になったと書き、その話題が始まった。

それは、「週刊FLASH」の広告だという。「(朝日新聞の)木村伊量社長を国会招致せよ」(9月15日付の新聞各紙に載った広告)

何が問題??
「報道機関の一翼を担っている週刊誌が政治介入を求めようとは、私の想像を絶する」
「報道機関の間違いは、自社の責任において訂正・謝罪すればいいこと」
「国会招致を主張することは、公然と政治介入を求めている」
と池上氏は言う。

なぁ~んだ、池上彰(ここから氏がなくなる)も、所詮は「報道機関」という狭い「ムラ社会」の一員でしかなかったんだな。それに、今回の朝日新聞事件の本質を理解していないこともバレた。

池上は朝日新聞の一連の問題を「誤報」と常に書く。何が「誤報」だ。「捏造」である。朝日新聞が「誤報」だと言い張っているだけだし、植村隆の明らかな「捏造」記事に対しては、それを一切認めていない。

9月11日の朝日新聞の記者会見でも、産経新聞から突っ込まれ答えられずにしどろもどろになり、最後は女性の人権問題に「すり替え」ていた(by 杉浦信之)。

「事実」を事実として書いたうえで、各紙(誌)の論調を書くのならいい。しかし今回の朝日新聞の件はどうだ?? 「事実を捏造」しているんだぞ。「捏造」記事に「言論の自由」などあるはずがない!!

池上は「報道機関の間違いは、自社の責任において訂正・謝罪すればいいこと」とも書いているが、吉田清治のウソ話をウソと知りながら32年間も訂正せずに、非難の嵐が吹き荒れるまで謝罪しなかったのが朝日新聞だ。

さらに、朝日新聞は自分で片をつけずに、「第三者委員会」で評価してもらうという。池上の言う「自らの責任において」もできないクズ新聞だぞ。

この32年間で、日本・日本人がどれだけ貶められてきたと思っているのか? 調子に乗った韓国や国内の反日勢力が何をしてきたと思っているのか?

今回の朝日新聞の件は、一般の「誤報」とはわけが違う。国際問題にもなっているのだ。自社のプロパガンダのためにウソを垂れ流し続けてきた朝日新聞の罪は非常に重い。

このような新聞社の社長を「偽証」の許されない「証人喚問」を行え!という意見が出るのは当たり前である。オレもそう思う。

一般論で言えば、「報道の自由」が認められるのは当然であり、誰が何を書いても言ってもいい。政治介入は「言論の自由」を侵すのは明らかである。但し、それは「事実に基づいて記事を書いた場合」である。

最後にもう一度言おう。「捏造」記事に「言論の自由」などあるはずがない!!