まったりとスペシャル系

Tigerdream が真面目なことから いい加減なことまで、適当に綴っているブログ

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「サマージャンボ」と「サマージャンボミニ」が7月4日から発売されている。

サマージャンボ2023 (1)
サマージャンボは1等賞金が5億円、1等の前後賞が各1億円で、1等・前後賞合わせて7億円となっている。以下、2等5万円、3等1万円なども昨年と同賞金構成。それにしても1等と2等の差がありすぎないか?

サマージャンボミニ2023
サマージャンボミニは1等賞金が2,000万円、1等の前後賞が各500万円で、1等・前後賞合わせて3,000万円となっている。昨年は前後賞がなかったので、復活となる。ただ、1等も前後賞も減額。

サマージャンボ2023 (2)
サマージャンボ2023 (3)
チャンスセンターでもらったのはキティちゃんのカード。裏には開運招福。財布にでも入れておこう。何かいいこと(3,000円くらいの当たり)があるかも。

サマージャンボ2023 (4)
最近の定番「スクラッチプレゼント」(宝くじ公式サイト)の応募用シリアルナンバーも。

グッズなどもありがたいのだが、最近は売り場限定「ポイント5倍キャンペーン」(宝くじ公式サイト)が結局は一番有用だと思うようになった。


今日(7月16日)は暑かった! 午前中からどんどん気温が上がり、桐生市では39.7℃を記録した。かなり山あいの下仁田町でも39.0℃。これは下仁田町で観測された7月の過去最高気温だという。

暑い! (1)
うちも朝から窓を開け、かなり風通しを良くしていたのだが、16:30時の自室の室温は37℃。

別に暑いのを我慢していたわけではないし、省エネに勤しんでいたわけでもない。ちょっとPCでいろいろ作業していて、気づいたら室温がこんなになっていたということ。常に扇風機はつけており、水分もしっかり摂っていたので、特に何もなかったけど。暑さに対して鈍感になった?

こんな環境だと、室内でも熱中症になるんだろうな。

暑い! (2)
もう夕方の空だが、夏っぽい雲が出ていた。

明日も明後日も35℃を越える予報になっている。明日は出かけるので、帰宅時の室温(締切り)が心配だ。

そうだ、今年はまだかき氷を始めてないので、帰りにシロップを買ってこよう。


朝日新聞に「外国人同士でトラブル 搬送先病院に100人集結し混乱、逮捕者も」との見出しの記事が載った(7月5日)。記事の署名は浅田朋範。

内容は埼玉県川口市で、トルコ国籍の男性同士のトラブルを発端に、市内の病院付近に約100人の関係者が集まる騒ぎがあったというもの。埼玉県警は公務執行妨害の疑いや暴行の疑いで、トルコ国籍の男2人を現行犯逮捕したとも。

日本で暮らすトルコ人同士の揉め事と思いきや、厳密にはそうではない。トルコ人とトルコ国籍のクルド人の揉め事だったのだ。朝日は意図的に「外国人同士」とか「トルコ国籍の男性同士」などと、「クルド人」が関わっていることを隠している。

理由は簡単だ。朝日は「難民申請が認められない、かわいそうなクルド人」と、クルド人を日本の外国人(移民など)問題の「被害者の象徴」として報じているからだ。そんな中、刃物での切りつけや病院前で大勢での乱闘騒ぎなど、「人権問題の被害者」とは大きく違う姿がクローズアップされてはまずいからだ。

だから朝日は事実を報じない。朝日は自らのことを「国民の知る権利の代弁者」と言って憚らない。しかし実際は「朝日の報道しない自由」の方が上回っているのだ。

朝日は入管法改正に反対する記事でも「被害者のクルド人」的にクルド人を使っている。朝日にとってクルド人は「虐げられて」いないと困るのだ。しかしそんな朝日の思惑とは裏腹に、クルド人は川口市界隈で高級車を乱暴に乗り回し、夜でも大騒ぎするなど、地域住民に不安と恐怖を与えている。

そんな最中の刃物による事件と病院での乱闘騒ぎだ。朝日はクルド人の「クの字」も出したくないのだ。そう言えば、昨年12月に19歳のクルド人少年が死亡ひき逃げ事故を起こし、トルコに逃げようとしたが空港で逮捕された事件を朝日は報道したっけな?

ついでに、トルコから迫害されて難民申請しているようなクルド人が、トルコのパスポートを使って、普通にトルコに出国しようとした現実を朝日はどう考えているのやら。

今回の川口市の事件では朝日に限らず、左派系メディアは決して「クルド人」とは報道していない。そればかりか、さっそく「クルド人はいい人」「ただの若者のけんか」「けんかを止めようと病院に集まった」などとの提灯記事を書き始めた。呆れるしかない。

もちろん、日本で暮らす全てのクルド人の問題ではない。一部の問題だろう。だからと言って、朝日のこういう意図的な隠蔽報道が許されていいはずがない。しかも、こういうすぐにばれる隠蔽報道が、逆にクルド人全体への偏見をもたらす原因となっているのは明らかなのに。

浅はかな連中だ。

関連
 「朝日新聞『国民の知る権利 < 朝日の報道しない自由』
 「朝日新聞 今回の『報道しない自由』は『中国籍』


少年法の改正により「特定少年」と位置づけられた19歳・18歳の少年は、家裁から逆送され起訴されると、実名などの推知報道が可能となった。

自衛官候補生の男(18)が起こした小銃による殺傷事件に関して、週刊新潮が起訴前に男の実名報道を行った。これを機に、少年法改正後最初の起訴事案となった「甲府市放火殺人」の各紙報道について書いた(「『特定少年』の実名報道」)。

そこに見えたのはメディア各紙(各局)の苦慮という名のご都合主義だ。

朝日新聞を例に取る。朝日は「ジャーナリズムの基本は実名報道だ」と言う。ではなぜ特定少年の実名報道に苦慮するのか? 朝日が言うには、特定少年であっても更生をさせるべき少年だということ。次いでデジタルタトゥーの問題(半永久的に報道内容が残る)。

だから個別の事案(罪名だけで決めるのではなく、犯罪の状況、内容、社会に与えた影響の大きさ、少年の役割など)ごとに総合的に検討することにしたという(ゼネラルエディター補佐・延与光貞)。

朝日お得意の「なんとなく尤もらしい」言いよう。でもこれって、「朝日の都合で判断する」って言ってるだけ。もちろん、朝日が発行する新聞(ネット含む)なので、朝日が判断すればいいのは当然。

しかし、日頃から朝日は「国民の知る権利がぁ~!」と言い続けている。しかし実際には「国民の知る権利 < 朝日の報道しない自由」であることも周知だ。結局、「個別の事案ごとに総合的に判断する」と言いながら、「朝日の報道しない自由」がすべてに優先すると言うこと。

図らずもゼネラルマネジャー補佐・西川圭介が言っていることに尽きるかな。「(事件報道は)伝えられる側の不利益、伝える意味のバランスを考え、判断している」。

この言葉には妙に納得してしまった。朝日が在日韓国人・朝鮮人の犯罪を実名報道しない(通名のみ)のは「伝えられる側の不利益」から来るのね。朝日が社員の犯罪やセクハラなどをまったく報道しないのは「伝える意味のバランス(が悪い)」からなのね。

なるほど、なるほど。「国民の知る権利」は二の次三の次ということ。西川圭介って正直でいいじゃないか(苦笑)。


岐阜県の陸上自衛隊・日野基本射撃場で、自動小銃を発射し自衛隊員3人を死傷させた自衛官候補生の男(18歳)に関し、週刊新潮が男の実名を報道した(6月29日号)。

自衛官候補生の男は18歳だが、改正少年法では「特定少年」に分類される。少年法では、原則として少年の名前などは報道できない。しかし特定少年に限っては、家裁での審判で「刑事処分が相当である」と判断され逆送された後、起訴されると実名報道が可能となる。

自衛官候補生の男は、逆送され起訴されることになると思うので、その段階で実名報道が可能となる。週刊新潮の場合、それに先だっての実名報道となる。厳密には少年法違反になる(罰則なし)。

新潮や他の週刊誌(写真週刊誌含む)は、過去からも(少年法が改正される以前)犯罪を犯した少年の実名報道を行ったケースがある。それぞれに報道意義があると判断してのものだ。一部には「雑誌を売るための商業主義」と批判する人たちもいる。まあ、判断は人それぞれだろうが。

この改正少年法での実名報道事案の最初の事件は、2021年10月に発生した「甲府放火殺人事件」である。当時19歳の特定少年が、好意を寄せていた女性の両親を殺害し、家に放火したものである。男は逆送された後、起訴されている(現在裁判中)。

この甲府市の事件では、各紙の対応が分かれる結果となった。

朝日新聞 紙面:実名、ネット版:実名
読売新聞 紙面:実名、ネット版:実名
産経新聞 紙面:実名、ネット版:実名
毎日新聞 紙面:実名、ネット版:匿名
日経新聞 紙面:実名、ネット版:匿名
東京新聞 紙面:匿名、ネット版:匿名

共同通信 新聞用配信:実名、ネット版用:匿名
時事通信 新聞用配信:実名、ネット版用:実名

NHK ニュース放送:実名、ネット版:実名
日テレ ニュース放送:実名、ネット版:実名
テレ朝 ニュース放送:実名、ネット版:実名
TBS ニュース放送:実名、ネット版:実名
フジTV ニュース放送:実名、ネット版:実名

どう報道するかは各紙(各社)の判断なので、特に言うことはない。ただ当時、ネットも実名を報道した朝日・読売・産経、時事通信、及びTV各局で、現在も事件内容と実名が確認できるのは産経のみである。

読売は記事が「読者会員」限定に変更されている。朝日に至っては、事件内容の記事すら確認できなくなっている。ところが朝日は「犯罪被害者支援条例 山梨県、年内成立目指す」という記事(山梨県が犯罪被害者やその家族を支援する条例の成立を目指しているという内容)中に、甲府市の放火殺人事件の概略と被告少年の実名が記載されている。ははは、朝日の消し忘れのようだ。

甲府市の事件以降も「大阪・寝屋川市 男性刺殺事件」(容疑者4人中2人が特定少年)でも逆送後、起訴されている。当時(2022年4月)各メディアがどのような報道をしていたが定かではないが、現在ネット版で容疑者氏名などが確認できるのは、やはり産経のみである。

今回の自衛官候補生が起訴された場合、各紙・各局がどう報じるだろうか? ネットでの実名報道は大幅に後退するのではないかと思う。各紙・各社とも「デジタルタトゥー」問題(インターネット上の情報を完全に除去するのは不可能。半永久的にデジタルで報じた記事が残る恐れがある)を気にしているからだ(表向きは)。

でも各紙が作成している新聞紙面の縮小版(図書館などで閲覧可能)からだって、将来的に見ることができるだろう。国民の知る権利と自らの都合と、その軽重をどう考えているのか? 日ごろから「国民の知る権利がぁ~!」と言っている連中に限って、自らに不都合なことは報じない「報道しない自由」を謳歌しているのが実情。

だからメディアの言うことは胡散臭いのだ。


朝日新聞のある社説に沢村亙がコメントを書いていた。久しぶりに沢村の名前を見たのでプロフィールを確認してみたら、なんと! 2021年から論説委員になっていた。現在は論説主幹代理だそうだ。爆笑するしなかい。あの沢村が? 何かのギャグか!

沢村がオレの目にとまったのは2014年に朝日新聞が「慰安婦捏造記事」を「誤報」と、一応認めた際のゴタゴタ時だ。

池上彰が朝日に当時連載していた「新聞ななめ読み」というコラムの予定稿を、朝日がボツにしたのだ。池上の「朝日は謝罪しろ」的な内容が気に食わなかったからだ。池上は反発し、社外からも朝日に批判的が集まった。結局、社外からの批判の声に耐え切れなくなった朝日は、一転池上のコラムを掲載するというドタバタ劇を演じた。もう、みんな忘れてしまったかもしれないが。

そんなとき、沢村がツイッターで「多様な意見を載せる。その原則を守れと同僚たちが声をあげる。社が受け入れる。結果的にそうできたことに誇りを感じる」とツイートした。沢村は当時「朝刊編集長」という立場。会社の方針にたてついて、掲載させるよう動くことだってできたはずだ。それなのに、不掲載を受け入れ批判がでると掲載されて良かったって?

沢村は「多様な意見を載せる」などと自画自賛していたが、これが池上彰じゃなかったらどうだったんだ? 社会的に無名の学者的な人物だったら? 知らんぷりで言論封殺をしたのではないのか?

現に読者投稿欄「声」には、「誤報」を説明した日以降、その批判投稿は一切載らなかったではないか。確か2週間以上。そして、そのことに対しても批判が出ると、ソフトな批判投稿が載るようになった。

こんな沢村を作家の百田尚樹は「あはは。このツイートの主は朝日新聞の編集長らしい。店で万引きした商品を、元の棚に戻すだけで、誇りを感じるようなもんか。誇りのレベルが低すぎて^^」とツイートで揶揄した。その通りである。

それに、一言追加するなら「棚に戻したのは自分の意志ではなく、周りから非難されて戻しただけのこと」。

こんな沢村が論説委員だってさ。ここのところ社説の視点が過去にもまして狭視眼的になってきているのは、このせいかとも思ってしまう。

ちなみに朝日は「慰安婦捏造」に関して、現在も謝罪も何もしていない。当時、読者に対して誤報を「お詫び」しただけだ。さらには、お仲間を集めた自称・第三者委員会から「朝日の報道は国際的に影響がなかった」と提言させて、自らの責任には頬被りした。これを強硬に主張した林香里は、現在朝日にコラムニストとして囲われている。

沢村亙 関連
 「朝日新聞朝刊編集長・沢村亙の低レベルツイート
 「朝日新聞朝刊編集長・沢村亙の低レベルツイート その2
 「左端の朝日新聞から見れば、すべてが右だ


朝日新聞6月23日の社説「沖縄慰霊の日 記憶たぐる営みは今も」は、朝日の沖縄戦に関する考えは相変わらず偏っているなあとの感想。6月23日(昭和20年)は沖縄での旧日本軍の組織的な戦闘が終結した日とされ、現在は「異例の日」呼ばれている。

沖縄県の市町村などが、先の大戦における「沖縄戦」の記憶をたぐる営みを続けているという内容だ。記録、記憶を書籍にしたり講演会を開いたり様々だ。貴重な証言などを後生に伝えることは重要な活動だと思う。もちろん事実であることが前提だが。

そういう取り組みを紹介する中に、やはり朝日的思想に基づいた内容を突っ込むから、途端に内容が薄っぺらくていかがわしい物になってしまう。こういうのは逆に沖縄の人々に失礼だとも言える。

朝日が突っ込んでくるのは「沖縄は本土の捨て石にされた」。朝日はことあるごとに、この表現を使ってきた。他紙(毎日・東京・共同通信、及びその配信を受ける地方紙など)も追従している。

確かに地上戦が行われたのは沖縄のみだし、県民(一般人)の多くが亡くなっている。人数は9万4,000人から12万人ぐらいまで多少の幅があるが、いずれにせよ大人数であることに変わりはない。

さらには戦後も米軍に接収され、日本復帰が実現したのは昭和47年(1972年)のことだ。終戦から27年も経っていた。現在も基地負担(米軍、自衛隊)など、様々な面でのご苦労があることは承知している。ただ、基地がなければ沖縄が安全だとの論には賛成しないが。

当時の政府や軍部首脳が沖縄を盾にして本土を守ろうとしていたのは明らかだ。しかし、それは「捨て石」なのか? 捨て石とは囲碁において「意図的に相手に取らせることで利益を得るために打たれる石」のことである。

政府・軍部は沖縄を早々に明け渡して(つまり撤退して)も構わないとの方針で戦っていただろうか? 「捨て石」、つまりは沖縄を明け渡す前提で「そこそこ」に戦っていたのだろうか? そんなことはない。沖縄をどうにか防衛しようと最大限の努力をしていたと思う。

よく言われることではあるが、戦争最終盤には戦艦大和は片道切符(燃料)で沖縄に向かった。特攻部隊も連日知覧などから南方へ突撃して行った。「捨て石」にしては、多大の犠牲を払うことになったと言えるのではないか。

沖縄戦での軍人の戦死者は12万人を超える。軍隊(軍人)なのだからと言えばそうかもしれないが、「捨て石」にしては大き過ぎるのではないか。

別に沖縄戦を肯定する気はないし、沖縄の方々のご苦労を否定する気もない。ただ、沖縄は「捨て石にされた」とする朝日を始めとする左派系の言い分には賛同しない。また、現在の東アジア安全保障状況を意図的に無視し、日本全体が「戦争のできる国」を目指しているなどとする論調にもまったく与しない。


韓国の言い分をいちいち聞いていたら、疲れ果ててしまうだろう。そんな韓国(特に左派系野党勢力)は現在、福島第一原発「処理水」の海洋放出を巡って日本批判を強めている。韓国の最大野党「共に民主党」の李在明代表は、異常とも言える口調で日本批判を繰り広げている。尹錫悦大統領も併せて批判できるので、格好のネタになっている。

「『汚染水』を海洋に放出すると、最初に深刻な被害を受けるのは済州島だ」「放射能に汚染された日本産の海産物を、なぜ輸入しようとするのか」などなど。これらの言い分はまったくのデタラメだ。

福島から太平洋に放出したとして、どういう流れで「最初に」済州島に流れ着くのか? 普通に考えれば「日本海流(黒潮)」に乗り北上し、津軽海峡付近で北からの「親潮」とぶつかり、東(北米大陸方向)へ流れていく。

太平洋を一周しフィリピン沖から再度北東へ向かう(再度「黒潮」になる)。その途上、沖縄北部辺りで支流の「対馬海流」が九州西部から日本海に入る。これは確かに済州島付近を流れる。

福島沖から流れ出した「処理水」が済州島に流れ着くとしても2~3年かかる。その間に「処理水」は海水となにも変らなくなっている。済州島が「最初に深刻な被害を受ける」って言いがかりにもほどがある。韓国の地理の授業では何を教えているのか?

さらには、韓国は東日本大震災直後から「海なし県」である群馬県や栃木県をも含む8県の「水産物」の輸入を禁止している。それ以外にも、野菜やキノコ類、お茶なども輸入禁止(輸入制限含む)にしていた。解除された品目もあるが、昨年新たに山形県産のキノコ類が「輸入制限」になっている。

未だに新規追加していることにも驚くが、尹錫悦大統領も「福島産水産物は輸入しない」と明言している(これはこれで、根拠のない発言だが)。それを「なぜ輸入しようとするのか」って、これも言いがかりに過ぎない(尹大統領を擁護するわけではないが)。

そんな李在明だが、最近では「(処理水のことを)これからは『核廃水』と呼ばせてもらう」だそうだ(6月19日、ハンギョレ新聞)。

李在明は昨年の韓国大統領選で、当選した尹大統領に対して得票率わずか0.73%差で敗れている。一歩間違えば、いまごろ大統領として先頭にたって日本批判を繰り広げていたかもしれない。

自分の国の古里原発からは福島第一原発「処理水」の倍以上のトリチウム濃度水を海洋抄出しているにもかかわらずだ。しかも上記のように地理的(海流無視)にもありえない話(明らかなウソ)で日本を攻撃する。それも最大野党の代表がだ。

しかも李在明は現在、背任や収賄など5つの罪で在宅起訴されている刑事被告人ある。それでも左派系の支持は揺るがない。「次の指導者は?」との調査では堂々トップである。

これが韓国である。自分らに都合が悪いデータは国民に知らされない(古里原発からトリチウムを含んだ処理水が海洋放出されていること)。明らかなウソ(福島から放出された処理水が、真っ先に済州島に流れ着く)を言っても、日本批判ならば国民は受け入れる。

5年~10年後に体調不調を起こした人たちが、原因は日本が「汚染水」を海洋初出したせいだなどと、日本政府や東電を訴える。そして韓国司法は、何の根拠もないが国民に迎合し韓国人勝訴の判決を出す。けっこうな確率で、この未来予想(予言)は当たると思うぞ。

関連
 「福島第一原発の『処理水』は韓国の日本攻撃ネタになっている
 「韓国がまた福島第一原発の『処理水』にいちゃもん
 など、多数


岐阜県の陸上自衛隊・日野基本射撃場で、自衛官候補生の男(18歳)が自動小銃を発射し、自衛隊員2人が死亡、1人が重傷を負う事件が発生した。自衛官候補生は現行犯逮捕され、「教官に叱られた」などと供述しているという。

この事件に関し、朝日新聞は社説「自衛官候補生 発砲の動機 解明を急げ」で論調している(6月15日)。ただ、その内容は朝日の自衛隊嫌いが露骨に出ている、何の建設的提言もない、ある意味「ただの自衛隊批判」でしかない代物だ。

冒頭で「国の防衛のために所持が認められている武器をこのように使うことなど、決して許されない。動機の解明を急ぐとともに、教育訓練のあり方を再点検し、再発防止につなげねばならない」とは書くものの、以後は「こんな不祥事があった」「こんな事故もあった」に終始する。

そして「(岸田内閣は)安保3文書を改定し、防衛政策の大転換に踏み切った。防衛費の『倍増』を打ち出し、敵基地攻撃能力の保有など、装備の拡充に力を入れる」と、話が「専守防衛がぁ~!」や「平和憲法がぁ~!」と言っているに等しい内容になっていく。今回の事件と何の関係があるんだ?

今回の事件を機に、これでもかと政府と自衛隊批判をした極左論説委員連中が悪目立ちしただけの、中身のない社説と言えるだろう。

個人的には、この事件を自衛隊の組織論で論じるのには、明らかに無理があると考えている。報道ベースでしかないが、「教官に叱られた」などと言っているガキの問題だと思う。ひとりのガキの問題を「自衛隊の組織としての問題だぁ~!」は違うだろう。

朝日以外の主要紙も社説で論調しているが、「徹底した原因究明と再発防止を」と言うだけ。それでも朝日よりは、多少ましな内容になっている。それは「人」に関して言及しているからだ。

読売「質の高い人材を確保するためには、隊員の待遇や職場環境を改善し、採用のあり方についても見直すことが必要だろう」。

毎日「自衛隊の活動の主役である『人』を育てるための教育訓練の重要性はますます大きくなっている」(具体論はないけど)。

実は朝日とは違う意味だが、朝日並みにダメなのが産経新聞だ。「安全面の対策や事前教育はしっかり行われている。だがこれらは事故防止のためのもので、悪意の発砲を防ぐための措置ではない」「発砲が故意のものであれば、現実には防ぎようがない」。

その通りである。産経の言い分は分かるのだが、だからこそ「教官に叱られた」で小銃を乱射するようなヤツが、その場にいてはいけないのだ。「それをどうやって?」が問われている。産経は「早く訓練を再開しろ」と書くのなら、具体論を提言しないと説得力がない。

現実的にこういうガキを採用段階でふるいに掛けるのは難しい。かと言って、教育だけでどうこうなるとも思えない。難しい問題だと理解している。

厳しい訓練や規律を要する自衛隊で、ほぼすべての隊員は問題なく日々行動している。また、多くの国民も自衛隊を信頼している。こういうひとりのガキのせいで、朝日ごときに自衛隊批判のネタを与えたことは非常に残念だ。


岐阜県の陸上自衛隊・日野基本射撃場で、自衛官候補生の男(18歳)が自動小銃を発射し、自衛隊員2人が死亡、1人が重傷を負う事件が発生した。自衛官候補生は現行犯逮捕され、「教官に叱られた」などと供述しているという。はぁ、 ただのガキだ。

そう、ある意味ガキなのだ。言い方は悪いが、ガキが犯した犯罪は「少年法」の規定により裁かれる。少年法が適用されるのは、ご存じのように20歳未満。現在、民法の改正により「成人」は18歳以上。18・19歳は「特定少年」と位置づけられ、成人としての権利を持ちながら、責任は少年という大甘な規定となっている。

*少年はまず家裁に送致され、刑事裁判が妥当と判断されれば逆送され、成人と同様の裁判を受けることになる。死刑判決などの厳罰が出る可能性はあるが。

それは、朝日新聞などの左派勢力が、成人の18歳化に大反対したからだ。

そんな朝日新聞は、今回の自衛官候補生の事件を伝えるに際し、「自衛官候補生の男(18)」と表記している。なぜ朝日は「自衛官候補生の少年」と書かないのか?

朝日は「少年法」改正議論時、反対の理由として「少年は裁くのではなく、更生の道を示してあげるべきだ」とか偉そうに言っていたはずだ。なぜ、自衛官候補生だと18歳でも「少年」ではなく「男」となるのか?

朝日の従来からの論調で言えば、「自衛官候補生の少年(18)」と書かなくてはいけないのではないか? 「叱られた」からなどと供述しているガキなんだから、朝日的には「守るべき少年」なのではないのか? ここに朝日の自衛隊への本音が出ていると思わざるを得ない。

朝日の他の記事を確認すると「18歳の無職の少年」「高校3年生の少年(18)」「会社員の少年(18)」などが出てくる。「18歳の男」「男(18)」のような表記は確認できなかった。なぜ「自衛官候補生」のみ「男(18)」なのか?

また、「少年法改悪反対!」などと活動家目線で報じていた毎日新聞や東京新聞、テレ朝・TBSも同様で、「少年がぁ~!」などと言っていたことは、とうに忘れているようだ。こういうのをご都合主義とい言う。

ちなみに、各新聞社・TV局の表記。
 朝日新聞 自衛官候補生の男(18)
 読売新聞 自衛官候補生の男(18)
 毎日新聞 事件直後:自衛官候補生の男性(18)、現在:自衛官候補生の男(18)
 産経新聞 自衛官候補生の男(18)
 東京新聞 自衛官候補生の男(18)
 TBS  自衛官候補生の男(18)
 テレ朝  18歳の自衛官候補生の男
 NHK  18歳の自衛官候補生
(全関連記事・放送を確認したわけではない)


岐阜県の陸上自衛隊・日野基本射撃場で、自衛官候補生の男(18歳)が自動小銃を発射し、自衛隊員2人が死亡、1人が重傷を負う事件が発生した。自衛官候補生は現行犯逮捕され、容疑を認めている。

この事件の報道に際し、毎日新聞があまりにも酷い印象操作記事を書いた。

「自衛官3人が搬送された病院、予定の手術遅らせ対応」(6月14日Web版)。内容は「撃たれた自衛隊員3人は岐阜市民病院に搬送された。病院ではこの日に予定していた手術予定患者の手術を遅らせ、3人の処置に当たった」。署名は式守克史。

急患が入れば、その患者を優先し治療・処置を行うのは当然ではないか。どこの病院でも同じだ。それを殊更書いて、何を言いたいのだ。自衛隊員が特別に優先処置されたとでも言いたいのか(まあ、そうだろうが)。

記事を書いた式守は、すべての記事でこういう書き方をしているのか? 交通事故で救急搬送された場合、「他の手術予定患者の手術を遅らせ、けが人の処置を行った」とか書いているのか?

しかも今回、手術が予定されていた患者の家族にまで取材し、わざわざ「病院から『急患が入ったので手術開始が遅れる』と連絡があった」とのコメントを言わせ、続いて「撃たれた自衛隊員3人が急患で搬送されてきたという」などと書いている。

何なんだこいつは! 悪質すぎる。式守は今後マスコミ関係者(特に毎日新聞)が救急搬送されて、優先治療・処置をされた場合、その旨きちんと記事に書けよ、いいな!

それと、式守が万が一救急搬送される事態となった際に、病院から「予定が入っているから、あなたの処置はその後ね」と言われても文句言うなよ。それ以前に、優先処置を断れよな! 意識不明の場合でも処置されないように、「優先処置不要」とでも書いて首からぶら下げておけ!

毎日新聞はこんな悪質印象操作記事ばかり書いているから、潰れる一歩手前までになり、中国資本に食わせてもらうようなことになるんだよ。


福島第一原発「処理水」の海洋放出に反対する韓国の高校3年生のことを書いたが、それは幼少期から育まれた反日教育と、韓国社会に深く根付く反日という常識がある。文化と言ってもいい。(「福島第一原発の『処理水』は韓国の日本攻撃ネタになっている」参照)

韓国の国をあげての反日教育は、日本人からすると理解しがたいものがある。それは日本で言うところの幼稚園や小学校低学年からすでに始まる。

韓国小学生の反日絵 (1)
韓国小学生の反日絵 (2)
韓国小学生の反日絵 (3)
韓国小学生の反日絵 (4)
韓国小学生の反日絵 (5)
韓国小学生の反日絵 (6)
韓国の小学生が描いた絵。日本列島に銃を撃つ、ミサイルを撃つ、ナイフで刺すなど、とても小学生が素直に描く絵ではない。当然、これを描くために後押しする教員がいる。教師の刷り込みなしに小学生がこんな絵を描けるはずがない。韓国の教員組合(全教組)も日本と同様に左派系の組合で、親北朝鮮・反日反米色が強い。

しかも、これらの絵は空港や地下鉄の駅など、公共の場所に貼り出されたものだ。海外から韓国を訪れる外国人などに見せることで、いわば反日をPRしているのだ。しかし、こんなものが韓国のPRになるはずがない。

逆に韓国の異常性を自ら世界に知らしめることになっていると思う。当たり前のことだが、小学生がここまで暴力的な絵を描けば、誰もがのけ反ってしまうだろう。

こんな教育がずっと続く。真面目で素直な子どもほど教師の言うことをよく聞くから、反日が当たり前で当然になっていく。おかしいと思う子どももいるようだが、声を上げることはほぼない。いじめの対象にもなるし、孤立もするからだ。

2019年に高校生が「反日教育」に反対すると声を上げ、日本でも少し話題になったことがあった。彼らはクラスメートから批判され、家族からも反対された。現在、彼らはどうしているだろう?


韓国・ハンギョレ新聞に「私たち高校3年生は福島第一原発の汚染水放出に反対します」という記事が載った(6月8日)。まあ、だいたい内容は想像がついたが、ハンギョレ新聞(日本語版)を読んでみた。

高校3年生のキムくんが寄稿したもので、同級生25名が署名した「汚染水放出反対署名」の写真が載っている。内容は「トリチウムは危険だ」「複数の世代を経て蓄積すれば種の遺伝子の変異をもたらしうる」「単なる日本政府だけの問題ではない。世界中の人々の安全な暮らしに影響を与えるものだ」と言う。

ひとしきり日本批判をした後は、韓国政府に対して「日本政府の行動を批判的にとらえ、徹底した対応をとるよう願う」と注文をつける。

キムきくんはきっと頭の良い、俗に言う優等生なんだと思う。韓国の教育や報道、社会情勢などを素直に吸収すれば、こういう反応になるのはやむを得ないことだろう。

原発処理水濃度
よく言われることだが、福島第一原発の処理水に含まれるトリチウム量は最大22兆ベクレルとされる(年間ベース)。それに対し、韓国・古里原発から放出されているトリチウムは50兆ベクレル(同)。福島第一原発の排出予定量の2倍以上だ。

ラ・アーグ再処理施設(フランス)からは1京1400兆ベクレルという、桁違いのトリチウムが排出されている。もちろんIAEA(国際原子力機関)の承認を得てのことだ。

こういうデータは韓国内では報道されていない。意図的に報道しないのだ。ハンギョレが左派系(反米、親中国・北朝鮮)だからではなく、保守系とされるメディアも報道しない。

キムくんはこれらのデータ(各国原発・処理施設の排出量やIAEAの見解など)を見る機会があったらどう考えるだろう? トリチウムの放出が問題なら、韓国も「世界中の人々の安全な暮らしに影響を与える」一員だと考えるだろうか? 古里原発からのトリチウム放出量などが国内で報道されないことへの怒りは湧くだろうか?

韓国人の反日パフォーマンス
ハンギョレ新聞に掲載されていた韓国市民団体の抗議パフォーマンス(キムくんの記事とは別記事のもの)。さらに別記事(日本特派員の記事)では「汚染水を『処理水』と呼び、各種広告を通じて『汚染水は安全だ』と洗脳に近い広報をする日本」とまで書く。日本(政府や東電)の広報は「洗脳」だそうだ(苦笑)。

韓国政府(保守系・左派系とも)は日本を悪く言う(攻撃する)ことで、国内の統制をとろうとしてきた。特に国内政治が不安定化すると、国民の目を国内からそらすために殊更に日本を攻撃した。

その内容の多くは「言いがかり」であり「因縁をつける」でしかない。そして、それに加担する日本国内勢力も多い。場合によっては、日本から「こういうこともあるよ」と助け船を出すケースも多い。慰安婦という言葉の創造や、強制連行という絵空事などは日本発だ。

福島第一原発の「処理水」問題は、両者にとって日本を攻撃するよいネタだ。「処理水」を「汚染水」言ったり、韓国や世界各国の原発(処理施設含む)データには一切触れないなど共通点は多い。

そして、こういう団体ほど「未来志向の日韓関係がぁ~!」とか言う。笑うしかない。そんなクズ団体は、確か朝日新聞とか名乗っていたかな。新聞とか自称しているが、ただの左翼団体でしかないのは言うまでもない。

関連
 「韓国がまた福島第一原発の『処理水』にいちゃもん
 「朝日新聞は福島復興の邪魔が飯の種
 「朝日新聞は福島第一原発の『処理水』を科学的にどう考えているのか?
 など、多数。


日刊ゲンダイが「言論機関の言論の自由を考える」(6月3日開催)と題されたシンポジウムに関して伝えていた。まず、このシンポジウムの主催者は「新聞労連」。極左労組だ。

クソ左翼
パネラーに金平茂紀、青木理。これだけでも相当香ばしいメンバーだが、さらに朝日新聞と北海道新聞の記者までいる。もう満腹。

日刊ゲンダイの記事は、朝日新聞が社員の書籍出版を許可しなかったことを新聞労連は問題視していおり、パネラーの金平、青木も「言論・報道の自由がぁ~!」と批判しているというもの。

別に朝日をかばう気は無いが、朝日の社内規定に引っかかっただけのことだろう。それに内容(タイトルは「なぜ日本は原発をやめられないのか」)が不明の書籍に関して、何を言うことも出来ないと思うが。

ゲンダイの記事からは、朝日の不許可理由は分からない。金平や青木が理由を知っているとは思わない(部外者だから)。それなのに「言論の自由がぁ~!」と脊髄反射している。

ゲンダイの記事を読み進めると、政治評論家(元東京タイムズ編集局次長)・本澤二郎という人物の言葉が出てくる。「安倍政権からの言論弾圧の延長線上にあるのでしょうが、新聞社が萎縮すれば権力の思うツボ。これでは21世紀の大政翼賛会になってしまいます」。

あっ、なるほどね。ゲンダイの書きたかったことはこれか。安倍政権の「言論弾圧」が新聞社を萎縮させことの延長線上に、今回の事例はある。誰も物も言えない社会になってきている、ということらしい。アホらしい。

言論弾圧があったというなら、ゲンダイも金平・青木・本澤もどんどん記事にしなくてはいけなのではないか? なぜ書かない。ジャーナリスト失格だな(苦笑)。それに、お前らが好き勝手なことを元気に書いたり話したりできている現実はどう考えているのか?

まあ、こいつらのことを評すれば「生きた化石」。左翼活動華やかなりし頃が忘れられない連中でしかない。こいつらは「社会の右傾化」などと負け惜しみを言うが、社会に受け入れられなかっただけのこと。

イデオロギーはもちろんだが、こいつらのご都合主義が大きな理由だろう。「自分はいいが他人はダメ」「自分に甘く他人に厳しい」「他人は批判するが自分への批判は受け付けない」。お仲間連中の不祥事は隠蔽する(報道すらしない)。そんな連中が闊歩する社会を誰が望むか!

朝日記者が「なぜ日本は原発をやめられないのか」との書籍で訴えたかったことが、もし「それは原発が日本に必要だから」「もっと原発を増やして電気の安定供給を」という内容だったら、金平や青木は「言論・報道の自由がぁ~!」と声を上げるのか? まさか「そんなとんでも本を出させてはいけない」なんて言わないよな?

自分らにとって都合が良ければ「言論の自由を守れ!」だが、都合が悪いと「報道しない自由」を行使してきた連中が、何を戯言を言っているのか。「報道の自由」の裏には「報道の責任」が存在する。「報道の責任」とは「事実を報道する(つまりはウソを報道してはいけない)」だ。

自分たちに都合の悪いことは「報道しない自由」を謳歌している連中は、何も言う権利は無いと思うぞ。


朝日新聞に「議員のセクハラ 維新の対応が問われる」との社説が載った(5月29日)。日本維新の会内でセクハラ案件でもあったのかな? と思い読んでみた。すると、地域政党・大阪維新の会の話で、しかも8年前のことだという。

8年前のセクハラ案件を週刊文春が記事化し、表沙汰になった内容。当事者間や政党内部では「決着済み」だが、朝日新聞はそれを批判している。日本維新の会が朝日の推し政党である立憲民主党を圧倒し、次回衆院選では野党第一党になりそうなことから、何かあると維新を批判しているという実情がある。朝日からすれば「維新」と名の付く政党は批判の対象でしかない。

ところで、この社説は実に朝日らしい言える。「自分のことは棚にあげる」「他人に厳しく自分に甘い」「タブスタ・ご都合主義」、朝日を表す特徴的なキーワードのそろい踏みだ(笑)。

大阪維新の会の件は8年前で当事者間などでは決着済み。しかし朝日から言わせると「決着済みの過去の話だと、うやむやにすべきではない。深刻な人権侵害を防ぎ、女性の積極的な政治参加への障害を取り除いていくためにも、調査の徹底と検証が不可欠だ」。

確かに決着済みと言っても、当事者(特に被害女性側)には色々しがらみもあるだろうから、朝日の言っていることを100%否定はしない。しかし、偉そうなことを言っている朝日はどうなんだ?

5年前の2018年5月、奇しくも今回と同様週刊文春が朝日・論説委員のセクハラ疑惑を報じた。朝日(広報)は「当事者の立場や心情に配慮し、保護を優先する立場から、ご質問にお答えできない場合があることをご理解下さい」と文春に回答。

「当事者の立場や心情に配慮し、保護を優先」と言うからには、文春の記事がほぼ事実と認めたも同然だ。しかし朝日は、以後ダンマリ。皆が忘れ去るのをひたすら待つという手段に出た。

内部処罰をしたのかもしれないが、朝日は何も世間に公表せず。こんな朝日が8年前のことをネタに維新の会を批判する。おいおい、自分のことはどうなってるんだ? ダンマリでやり過ごしておきながら、他者は批判するのか?

同時期に財務事務次官(当時)のセクハラ疑惑があり、朝日は相当口汚く批判していた。その矛先は麻生太郎財務相(当時)にも向かった(直接関係ないのに)。朝日からすれば、使えるものは何でも使って、安倍内閣(当時)を批判したかったからだ。

そういう状況の中での自社疑惑なのに、完全ダンマリを決め込むとう実に清々しいほどの対応をした朝日。

8年前の大阪維新の会の対応を、現在のハラスメント感で見直し検証しろと言うなら、もちろん5年前の自社の対応を検証する必要があるだろう。これだけ社説で他者を批判するからには、当然必要なことだろう。

そうしないと、朝日が立民を応援するために維新の会を必要以上に叩くという政治的な行動だということがばれるぞ。「深刻な人権侵害を防ぎ」とか「女性の(社会活動への)障害を取り除いていくため」とか言うなら、なおさらのことではないのか?

「議員のセクハラ 維新の対応が問われる」とか言うなら、「論説委員のセクハラ 朝日新聞の対応が問われる」でもある。社説で朝日自身の取り組みを書いたらいかが。

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